最近、感動したことⅥ

2024.5.20 『みろく先生ありがとうございました』

先日、画家の弥勒祐徳さんがお亡くなりになりました。

私はみろく先生の躍動感のある絵が大好きで、何度かアトリエの方にもお邪魔しました。その度にいつも娘さんと温かく迎えてくださり、心躍らせながらたくさんの作品を目近で見せていただきました。先生の描く絵はまるで生きている様で、飽きることがありません。また一昨年には生後間もない愛娘を描いてくださり、わが家の家宝となりました。

みろく先生、本当に長い間ありがとうございました。先生の絵に出会えたことは私の人生の財産です。

2023.9.23 『栃木研修』

先週 世界的な建築家・隈研吾さんの作品を見に、栃木県を訪れました。

写真1枚目は浮世絵画家 歌川広重の肉筆画などを展示している美術館で、屋根と壁は地元産の杉材で覆われています。周りの自然に溶け込んだ素晴らしい建物でした。

2枚目は石材店が石の魅力を伝えるために建設した美術館で、お施主さんからは予算はないですが石材とそれを積む職人だけはいますと言われ、創意工夫により2年半をかけて建てられたそうです。

3枚目は宝積寺駅の目の前に建つ多目的展示場で、元々あった石倉の大谷石を解体後再利用したそうです。

最後の写真は宝積寺駅で、駅前にある「ちょっ蔵広場」から造作天井へとひし形のデザインモチーフが連続しています。

いずれの建物も栃木ならではの素材がふんだんに使われていて、またそれを生かすアイデアも流石でした。

2023.9.23 haruka nakamura

自分の通っている美容室にはレコードも 売っているのですが、お薦めされて購入したharuka nakamuraが最高です。

少年期に銀盤・ギターをほぼ独学で学び、2006年より本格的に活動開始。暮れる日々のサウンドトラックのようにアコースティックな音色を紡ぎ出す。(引用)

いつどんな時聴いても心地いい音楽です^^


2023.7.12 西川美和『映画にまつわるxについて』

大好きな映画監督、西川美和さんの本を初めて読みました。

約10年前に出版されたエッセイで、自身の思い出、身のまわりについての雑記、映画制作秘話などが記されています。
自分の中で、ここ20年の日本映画で一番好きな映画が『ゆれる』でして、その制作秘話や主演の香川照之やオダギリジョーについて書かれているところなどは、心を震わせながら読んでました。
ちなみに自分の西川監督作品ベスト3は『ゆれる』『蛇イチゴ』『ディア・ドクター』です。
同世代の人間として、とにかく尊敬の念しかないです。

2023.7.6 隈研吾『建築家、走る』

日本を代表する建築家、隈研吾さん。

5年間のインタビューをもとに構成され、隈研吾の人となり・その軌跡・思想が分かりやすく書かれています。
あんな大建築家でも当たり前のことですが並々ならぬ苦悩や葛藤があり、そこをどう乗り越えてきたかが記されていて凄くためになる一冊でした。
「制限の中で作ろうとするから、知恵が生まれ、建築が鍛えられて美しくなる」

2023.3.31 再び、西村賢太さん

この1年程 西村賢太ワールドにどっぷり浸かってました!

西村さんは1967年江戸川区生まれ。中学卒業後、肉体労働をする日々の中で知った大正期の私小説家、藤澤清造(1889~1932)の「没後弟子」を自称し、藤澤の月命日の29日には毎月 石川県七尾市にある菩提寺への墓参りを欠かさないほど尊敬していた。

だが、自らも作家にならなければ「没後弟子」として格好がつかないと思い、同人雑誌に入り小説を書き始める。すると予想外の僥倖が訪れる。初めて載せてもらった作品が文芸誌の「同人雑誌評」コーナーで優秀賞に選ばれ、そのまま転載されることになったのだ。(引用)

『最後の私小説作家』とも呼ばれた西村賢太さん。

自分は西村さんの書く小説、そして魂が大好きです。いつか必ず石川県七尾市にお墓参りに行きたいと思います。


2022.12.19 西村賢太さん

西村賢太が止まらない!

[大正期に活躍した作家、藤澤清造の「没後弟子」を自称し、田中秀光、嘉村磯多らの破滅型の作家を愛読した。暴力や恋愛、酒などのトラブルを題材としながら、人間の哀しさや愛おしさを描く私小説一筋の作風で人気を博した(引用)]

残念ながら、今年の2月5日に54歳で急逝した西村賢太さん。自分の中では太宰治と並ぶ、愛すべき小説家です。

読書から何かを学ぶとか共感するではなく、ただただ西村賢太ワールドに浸りたい今日この頃です^^



2022.11.10 弥勒祐徳さん

4か月程前に生まれた我が子を、何と103歳で現役画家の弥勒祐徳さんが描いて下さいました。

約20分ほどの時間でしたが、本当に夢のようなひと時でした。

仕上りの方も弥勒先生ワールド全開で、我が家の家宝になりました^^

2021.12.8 最近のお気に入りⅢ

最近よく聴いているのが、Vaundyバウンディ)Mahina Apple Bandです。

Vaundyは若干21歳のシンガーソングライターで、現役で美術系大学に通いながら活動しているそうです。

Mahina Apple Bandは、福岡天神親不孝通りを代表するシンガーの一人「Mahina Apple」が率いるダンスミュージックバンドです。

音楽は色々と楽しみが尽きないです^^


2021.10.26 石原稔久さん

妹がしているギャラリーennで、今週の土曜日から個展がありますので是非ご覧ください。

作家は福岡で制作活動をされている石原稔久さんです。

個人的にも石原さんの作品が好きで、仕事場にも飾らせてもらっています。

2021.6.29 ラプソディー・イン・ブルー

アメリカの作曲家ジョージ・ガーシュウィンの名曲『ラプソディー・イン・ブルー』

世界的な指揮者 小澤征爾と、ジャズピアニストでニューヨークの名門ジャズ・クラブ「ヴィレッジ・ヴァンガードに、日本人として初めて自分のグループを率いて出演した大西順子の共演。

そして世界デビューも果たしている、日本を代表するジャズピアニスト小曽根真

同じ曲でも、これ程までに解釈や表現が違うものだと感じさせられます。とにかく素晴らしいです‼


2021.5.6 音色香の季『合歓のはな』

連休を利用して、日南市北郷町にある合歓のはなに宿泊してきました。飫肥にも暫く行っていなかったので、その散策も兼ねた小旅行です。

結論から言うと、今までに経験した事のない様な素晴らしい時間を過ごすことができました。ロケーション・部屋の雰囲気・心のこもった料理・スタッフのおもてなし等 すべてが最高で、特に川のせせらぎを聞きながらの食事や露天風呂は、本当に至福のひと時でした。

自分が泊まった中では一番の高級旅館でしたが、それが安く感じられるほどの体験でした。

やはり何の仕事でも、お客さんに喜んでもらいそして感動してもらう事がやりがいであると思うので、今回自分が受けた感動を仕事にも生かしていきたいと思います。

2021.3.17 弥勒祐徳さん

昨年の3月に解体された我らが都城市民会館を、西都市在住で102歳の現役画家弥勒祐徳さんが描いて下さいました。

解体されてから1年以上が経ち、それでもやはり喪失感と悔しさだけが残っていますが、こうして新たに弥勒さんが表現する市民会館を目の当たりにすると、すごくありがたいと同時に感慨深いものがあります。

2021.1.4 映画『名もなき生涯』

これはまさに魂の映画でした。『名もなき生涯』(2019米独)

伝説の映像作家テレンス・マリック初の実話映画化で、自らの信念と家族への愛だけでナチスに立ち向かった実在の農夫の生涯を描いた作品です。

感動し過ぎてなかなか言葉も見つからないので、エンディングで流れた詩を記したいと思います。

“歴史に残らないような行為が世の中の善を作っていく

名もなき生涯を送り―

今は訪れる人もいない墓に眠る人々のお陰で

物事が さほど悪くはならないのだ“

~ジョージ・エリオット~

020.12.9 トム・ウェイツ

アメリカの酔いどれ詩人、トム・ウェイツのデビューアルバム『クロージングタイム』(1973)

発売されて50年近く経ちますが、まったく古さを感じさせません。

独自の世界観、唯一無二のしゃがれ声が特徴的な歌うたい。お酒に合う渋い声と、切なくなる旋律がたまらないです^^


2020.11.4 勝間和代

経済評論家で中央大学ビジネススクールの客員教授をされている、勝間和代さん。

正直、YouTubeの動画を見るまではあまりいい印象を持っていなかったのですが、一度見始めるとこれでもかというくらい身になる話をしてくれるので、すごく勉強させてもらっています^^


2020.10.7 映画『マンハッタン』

一番好きな映画監督ウディ・アレンの中でも、自分の中でベスト3には入る『マンハッタン』(1979)

ニューヨークのマンハッタンを舞台に、一人の中年作家と彼を取りまくニューヨーカーたちの恋愛模様が、美しいモノクロフィルムで描かれています。

ウディ・アレンらしいウイットに富んだ、素晴らしい作品です^^

2020.9.18 ノラ・ジョーンズ

ノラ・ジョーンズの歌声に初めて出会ってから早16年。

今までもそしておそらくこれからも、自分にとってのNO1女性シンガーです^^



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